AndroidStudioを使うとAndroid実機はもちろん、豊富な種類のAndroidエミュレータが付いてくるので、Androidの動作確認を行うには事欠きません。

しかし話がiOSになると面倒くさいことになります。
といいますか、話自体はとても単純になります(矛盾)。
要はApple製品はApple製品でしか開発できないよということです。
iOSの実機テストはもちろん、iOSエミュレータの動作テストもMac必須となります。

じゃあ、AndroidとiOS同時に制作できるという触れ込みのFlutterは実際問題Mac必須ということなのか!?
これまでずっとWindowsを使ってきましたが、これをいい機会にMacを購入しましょうか・・・?


MacBook Pro 13インチ Retinaディスプレイ [2400] Windows 10+Officeソフトプリインストール済みモデル


高いですよね・・・・マック・・・・・・・・。(欲しい!!)
手軽にアプリ制作を楽しみたいと思っているものからすると、そのためにMacを買うのはあまりにハードすぎます。

しかしご安心ください!

Windows上でMacのエミュレータを走らせることができます!!

VMWareというアプリケーションソフトを使って比較的手軽に実現することができます。
同じことを考え、悩んでる方は多いので、ググるとすぐに良質なページにたどり着けます。
私は以下のページなどを参考にしました。

Windows上の仮想環境(VMWare)に「MacOS」をインストール

VMwareを使ってWindows上でMacOSを動かしたい!!

インストールに多少時間はかかりましたが、特に難なく作業は進み、晴れてiOS実機でテスト・・・

とはなりませんでした!!!!!

なかなかiOS実機を認識してくれず、とても苦労しました。
同じ悩みを抱えている方、是非以下の2点を確かめてみてください。

1. VMWareのUSBコントローラ設定を変更する。

私がインストールしたバージョンでは「USBの互換性」の初期設定が「USB 3.1」になっているのですが、これがどうも調子良くないようです。
これを「USB 2.0」にしてやることだけで解決するようです。
ただ注意して欲しいのは、この設定変更はMacOS起動前の「仮想マシン設定の編集」で行ってください。
起動後の設定編集では変更できません。

021105_VMWare

次に「USBコントローラ」をクリックして、

USB設定-1

プルダウンメニューから「USB 2.0」を選びます。

USB設定-2

これでMacOSを起動させたら、晴れてiOS実機を認識してくれるはずです。

ただし私はこれでも認識してくれませんでした。
それは単純に次の理由でした。

2. USBケーブルを変える。

純正のUSBケーブルであればもちろん問題ないのですが、多くの方はそれとは別に安いケーブルを買い揃えているのではないでしょうか。
私もデスクトップPCに繋げておく用、ノートPC用、車に入れておく用などを主に100円ショップでかっているのですが、よく見ずに買っているので充電にしか対応していないケーブルを買ってしまっているようです。


IMG_8285

同じ100円ショップのケーブルでも、上の方は認識せず、下は認識してくれました。
100円とはいえ、買うときはよく注意して買った方が良いようです。

ともかくこれでWindows上でiOS実機の動作テストができる環境を整えられました!!

次回からようやくコードが書いていけそうです。
さて、このテキストが読み切れるでしょうか・・・・・?